富士河口湖生涯学習館

富士河口湖町生涯学習館 選書の基本方針と基準

富士河口湖町生涯学習館は、図書館法 第七条の二の規定に基づく「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」を鑑み、利用者及び住民の要望、社会的動向等が十分に反映されるよう配慮し、乳幼児から高齢者まであらゆる世代の多様な要望に応えられるような資料を収集して地域における生涯学習を支えることを目的とする。

基本方針

富士河口湖町生涯学習館は「図書館の自由に関する宣言」を尊重し基本方針とする。
その上で、限られた予算において幅広い分野の情報を提供できるよう選書基準を設ける。

 

選書基準

◆一般書

  • 各分野、一般的でわかりやすい資料を収集し、高度な専門書は他の図書館と連携して相互貸借を活用する。
  • 利用者の知的要求に応えるため社会情勢の動向を考慮し最新情報に留意して収集する。
  • 地域資料、富士河口湖町が発行する行政資料は網羅的に収集する。
  • 度重なる利用に堪えられぬ資料、書き込みや切り取りなど要するものは収集に含まない。
  • 宗教、党派などの資料は基本書を収集し、布教を目的としたもの、販売・勧誘を目的とするものは収集に含まない。
  • 公序良俗に反する資料、犯罪を助長すると考えられる資料については収集に含まない。

◆児童書

  • 児童書はその後の人間形成に多大な影響を与え得るものと心得て収集する。
  • 言葉を大事にしているもの、社会を正確に知ることができるもの、子どもの学びを支えるもの、読む楽しさを経験できるものなど、信頼できる資料を収集する。
  • 代表的な名作、読み継がれる絵本については永年提供が見込まれるため定期的に買い直しする。
  • 社会情勢の動向を考慮し、最新情報のわかりやすい資料を収集する。

令和5年9月29日制定
*選書基準は定期的に見直しを実施する。