選書・寄贈について

富士河口湖町生涯学習館 選書の基本方針と基準

富士河口湖町生涯学習館は、図書館法 第七条の二の規定に基づく「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」を鑑み、利用者及び住民の要望、社会的動向等が十分に反映されるよう配慮し、乳幼児から高齢者まであらゆる世代の多様な要望に応えられるように資料を収集して地域における生涯学習を支えることを目的とする。

基本方針

富士河口湖町生涯学習館は「図書館の自由に関する宣言」を尊重し基本方針とする。
その上で、限られた予算において幅広い分野の情報を提供できるよう選書基準を設ける。

選書基準

一般書

  • 各分野、一般的でわかりやすい資料を収集し、高度な専門書は他の図書館と連携して相互貸借を活用する
  • 利用者の知的要求に応えるため社会情勢の動向を考慮し最新情報に留意して収集する。
  • 地域資料、富士河口湖町が発行する行政資料は網羅的に収集する。
  • 期間を限定する内容のものは収集に含まない。但し年鑑を除く。
  • 度重なる利用に堪えられぬ資料、書き込みや切り取りなど要するものは収集に含まない。
  • 宗教、党派などの資料は基本書を収集し、布教を目的としたもの、販売・勧誘を目的とするものは収集に含まない。
  • 公序良俗に反する資料、犯罪を助長すると考えられる資料については収集に含まない。
  • 当館蔵書の同分類において類書の多いテーマは積極的な収集を控え相互貸借を活用する。

児童書

  • 児童書はその後の人間形成に多大な影響を与え得るものと心得て収集する。
  • 言葉を大事にしているもの、社会を正確に知ることができるもの、子どもの学びを支えるもの、読む楽しさを経験できるものなど、信頼できる資料を収集する。
  • 代表的な名作、読み継がれる絵本については永年提供が見込まれるため定期的に買い直し、且つ複本を用意する。
  • 社会情勢の動向を考慮し、最新情報のわかりやすい資料を収集する。

令和5年9月29日制定
令和6年9月14日改定
*選書基準は定期的に見直しを実施する。

寄贈について〈受入れ基準〉

富士河口湖町生涯学習館では、地域の皆様の生涯学習に役立つ資料を積極的に収集しています。資料充実のために、寄贈のご協力をよろしくお願いいたします。

寄贈にあたってのお願い

  • 寄贈いただいた資料の取り扱いについては、当館に一任していただきます。受理後の返却はできません。
  • 蔵書としての受け入れは「富士河口湖町生涯学習館 選書の基本方針と基準」に基づき選択いたします。
  • 私物が混在していないか、事前に必ずご確認をお願いいたします。お問い合わせには応じかねます。
  • 寄贈の本が大量であっても、こちらから取りに伺うことはできません。

受け入れることができる資料

  1. 再利用が可能な状態のもの
  2. 郷土に関する資料
  3. 蔵書の欠本・欠号補充にあたる資料
  4. 所蔵が無く、町民の皆様に役立つ情報や多くの利用が予測されるもの
  5. 巻号が揃っているコミック

受入れができない資料

  1. 百科事典・図鑑・辞書、地図、旅行案内、コンピュータ関連、医学書、全集等は改版から3年以上経過したもの
  2. 雑誌、視聴覚資料
  3. 問題集、ドリル
  4. 特定の個人・団体を宣伝する内容のものの
  5. 個人の伝記等、自費出版されたもの
  6. 名簿、個人情報の記載があるもの
  7. 布教を目的とした宗教書
  8. 販売・勧誘を目的とするもの
  9. すでに当館にて必要数確保している資料
  10. 本に書き込みやラインマーカー、サイン、所蔵印、蔵書印があるもの
  11. シミや水濡れ跡、カビなどの汚れがあるもの
  12. 表紙・背表紙に日焼けがみられるもの
  13. 寄贈後の対処について、当館にお任せいただけないもの
    • 所蔵登録の可・不可について
    • 富士河口湖町図書館友の会(主催古本市)に提供の可能性あり
    • 廃棄の可能性あり

    *但し、郷土資料については【受け入れができない資料】に該当するものでも積極的に受け入れいたします。

令和5年10月5日制定

令和6年9月14日改訂

申込み用紙

下記の用紙は図書館にもございます。

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